“ しゃべり場「といのね」 ”ご参加ありがとうございました。

【しゃべり場 「といのね」Vol.1|開催レポート】
2025年9月6日、初めての「といのね」を開催しました。
テーマは 「気になる?こどものことば」。
日々の暮らしの中で、子どもたちはさまざまなことばを口にします。
「ワンチャン」「ヤバい」といった新しい響きに惹かれたり、「バカ」「死ね」といった強いことばが思わず出てしまったり。
軽やかに使われることばもあれば、胸に深く残ってしまうことばもあります。
対話の中では、こんなエピソードも語られました。
- 兄弟で強い言葉をやりとりしていた子どもたち。下の子がまねして学校で使ったのをきっかけに、上の子は「よくない」と気づき、自ら言葉を使うのをやめました。
- 暴言を紙に書いて丸め、シワを伸ばしても跡が残ることを通じて、心の傷を体感する工夫
- SNSやYouTubeの「テンポの良さ」に心地よさを感じる子どもたち
- 語彙が少ないことで「原色的なことば」に偏りやすい現実
- そして、親自身もまた、言い換える力や語彙を磨く必要があること
- ことばは、人をつなぐものでもあり、傷つけるものでもあります。
なぜそのことばが出てきたのかを考えたり、ことばに込められた気持ちを受けとめたり。
大人と子どもが共に考えることで、ことばの環境そのものが育っていきます。






今回の「といのね」は、ことばをめぐる問いをそれぞれの経験と重ねながら見つめる時間となりました。
Vol.1の記録として、ここに残します。
この輪はこれからも続けていきます。
次回は、11月。
この芽生えた問いの根っこを、もう少し深く掘り下げてみたいと思います。
この記事書いた人 かっちゃん先生
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